2014年3月1日土曜日

3月のサポーターサロンが開催されました

アプリ紹介:OAK(オーク)キネクト

ICTバリアフリーオアシスに新たに導入されたOAKは、これまでのスイッチ操作に困難を感じている脳性まひや筋ジストロフィーなど重度の障害のある人が、パソコンの操作や家電品の操作をすることができる装置です。

OAKの実演中
OAKの説明中、新しい機器にみなさん注目!


オークには3種類のアプリケーションソフト(機能)がある
  1. フェイスモード
    顔を追従して動きを検出する
    例えば目をつぶる、舌を出す動作がスイッチになる
  2. 距離モード
    空間にスイッチを作る
    例えばぬいぐるみを触る動作をスイッチにすることができる
  3. カラーモード
    わずかな動きの変化を捉えてカラーで識別する
    身体のどこをスイッチにできるかを判断する
OAKのフェイススイッチ
カメラの映像がノートパソコンの画面に映し出されています

OAKの設定中
OAKで文字を入力することもできます


  • OAKはすべての機能を揃えても10万7千円程度と、今までの専用装置(150万円の装置もある)と比べて非常に安価に揃えることができる。
  • 家電のリモコンも操作ができる
  • 障がい者の方がOAKとインターネット接続を使って就労した事例もある
  • 部屋全体をスイッチにして絵(CG)を描いた事例もある
  • TBSの番組「夢の扉」でも紹介されている
  • 対象になる方が知り合いにいらっしゃったら紹介して欲しい


ホワイトボードの文字
ホワイトボードの記録
OAKはすでに実際に利用されています
OAKを使用している事例を紹介中

みんなで考えよう

スマホ・タブレットの可能性

スマホ・タブレットが持っている機能をひとつづつ分けて挙げてみよう
  1. インターネット接続
  2. カメラ
  3. マルチタッチ
  4. アプリ
  5. メール、SNS
  6. マイク
  7. 電話
  8. スピーカー
  9. 知能
  10. メモ
  11. 音声読み上げ
  12. ブルートゥース 微弱電波
  13. 加速度センサー
  14. GPS
  15. 方位
  16. 振動
  17. バックライト
これらの機能を組み合わせることで、
人間の感覚(五感)を補うことができないだろうか?

  1. 視覚を補うには:  1,2,4,8,9,11
  2. 聴覚を補うには:  4,16,17
  3. 触感 〃            :  カメラ+インターネット+文字化
  4. 嗅覚 〃            :  嗅覚センサーとの連携+文字化
  5. 味覚 〃            :  味覚センサーとの連携+文字化

腕時計型のセンサー、眼鏡型のデバイスなど身につけて使用するウェアラベルなど、可能性のある技術が進んでいる。

ホワイトボードの記録
ホワイトボードの記録


今回もユーストリームで配信しました。
雰囲気だけでも伝わるかと思います。




3月のサポーターサロン 3月1日(土)
13:30~15:00 出席:12名

次回詳細はこのブログとFacebookでお知らせいたします。

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