2014年3月26日水曜日

4月サポーターサロン開催のお知らせ

浜松市を中心とした静岡県西部地区で、
障がい者のパソコン操作をサポートする方のために、毎月1回開催しています。

日時:2014年4月5日() 13:30~15:30
場所:ザザシティ中央館4階 ICTバリアフリーオアシス隣りの会議室

みんなで考えよう

  • Win7以降のパソコン、タブレット、スマートフォンのセキュリティについて

IT機器の種類も多くなり、使用する年齢層も広がっています。
どんなことに注意すべきかを考えてみましょう!

サポートスキルアップ

  • コミュニケーションスキル実践

障害のよってコミュニケーションの方法が変わります。
どうやって相手の気持ちを聞き出すか実践してみましょう!

毎回お茶を飲みながら、みんなでワイワイ楽しく話し合っています。皆様、ぜひお出かけください。当日突然お見えになっても歓迎ですよ

一緒に勉強しましょう!

2014年3月1日土曜日

3月のサポーターサロンが開催されました

アプリ紹介:OAK(オーク)キネクト

ICTバリアフリーオアシスに新たに導入されたOAKは、これまでのスイッチ操作に困難を感じている脳性まひや筋ジストロフィーなど重度の障害のある人が、パソコンの操作や家電品の操作をすることができる装置です。

OAKの実演中
OAKの説明中、新しい機器にみなさん注目!


オークには3種類のアプリケーションソフト(機能)がある
  1. フェイスモード
    顔を追従して動きを検出する
    例えば目をつぶる、舌を出す動作がスイッチになる
  2. 距離モード
    空間にスイッチを作る
    例えばぬいぐるみを触る動作をスイッチにすることができる
  3. カラーモード
    わずかな動きの変化を捉えてカラーで識別する
    身体のどこをスイッチにできるかを判断する
OAKのフェイススイッチ
カメラの映像がノートパソコンの画面に映し出されています

OAKの設定中
OAKで文字を入力することもできます


  • OAKはすべての機能を揃えても10万7千円程度と、今までの専用装置(150万円の装置もある)と比べて非常に安価に揃えることができる。
  • 家電のリモコンも操作ができる
  • 障がい者の方がOAKとインターネット接続を使って就労した事例もある
  • 部屋全体をスイッチにして絵(CG)を描いた事例もある
  • TBSの番組「夢の扉」でも紹介されている
  • 対象になる方が知り合いにいらっしゃったら紹介して欲しい


ホワイトボードの文字
ホワイトボードの記録
OAKはすでに実際に利用されています
OAKを使用している事例を紹介中

みんなで考えよう

スマホ・タブレットの可能性

スマホ・タブレットが持っている機能をひとつづつ分けて挙げてみよう
  1. インターネット接続
  2. カメラ
  3. マルチタッチ
  4. アプリ
  5. メール、SNS
  6. マイク
  7. 電話
  8. スピーカー
  9. 知能
  10. メモ
  11. 音声読み上げ
  12. ブルートゥース 微弱電波
  13. 加速度センサー
  14. GPS
  15. 方位
  16. 振動
  17. バックライト
これらの機能を組み合わせることで、
人間の感覚(五感)を補うことができないだろうか?

  1. 視覚を補うには:  1,2,4,8,9,11
  2. 聴覚を補うには:  4,16,17
  3. 触感 〃            :  カメラ+インターネット+文字化
  4. 嗅覚 〃            :  嗅覚センサーとの連携+文字化
  5. 味覚 〃            :  味覚センサーとの連携+文字化

腕時計型のセンサー、眼鏡型のデバイスなど身につけて使用するウェアラベルなど、可能性のある技術が進んでいる。

ホワイトボードの記録
ホワイトボードの記録


今回もユーストリームで配信しました。
雰囲気だけでも伝わるかと思います。




3月のサポーターサロン 3月1日(土)
13:30~15:00 出席:12名

次回詳細はこのブログとFacebookでお知らせいたします。