2014年最初のサポーターサロン、
まずは一般論から
今はアプリをインストールしてもらうことが企業にとって重要になっている。例えばアマゾンや楽天は専用アプリをインストールしてもらうことで商品を買ってもらう方向に誘導したいと考える。以前より、アプリを簡単に作ることができるようになったこともひとつの理由。
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新年最初のサロンの様子 |
アプリ紹介
トーキングエイド タイマー (T-AID タイマー)
- 残り時間が視覚的にわかるアプリ
- タイムエイドアプリ…時間の感覚がわかりにくい人のために開発された任天堂の時間を計るアプリを参考にして作られた
- 自閉症、発達障害の子供に母親が残り時間をわからせるために使用
- パニック障害の人が、作業終了時間を把握するために使用
- あと何分待てばよいのか(終わるのか)を分かることが大事
- 有料アプリ(200円)AppleStoreへ→
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T-AID タイマーの画面 |
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T-AIDタイマーの画面 |
トーキングエイド テキストと
トーキングエイドシンボルアプリも紹介
- 言葉を発することができない障がいをサポートするもの
- 付随運動がある方向けのガードもある
- 有料版と無料版がある
- 専用ハードからiPadのアプリ化
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トーキングエイド テキストの画面 |
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トーキングエイド シンボルの画面 |
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サロンの様子 |
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サロンの様子 今回は15名が集まりました |
みんなで考えよう
選択
- シンボルを使って会話ができる絵カードアプリを富士通と香川大学が共同で開発している。
- デジタルの世界では、自分の選択したいものがないとき、用意されたものの中から一つを選ばなければならない
- 障害に応じてどのような選択肢があるのか?
- サポートする人に薦めるアプリは本当にその人に合っているのか?
例)
視覚障害
- 「見えない」は選択肢にはならない
- 「どれが見えないか?」は選択肢になる
- 何を選択してもらうかを考える
身体障害
聴覚障害
- 地域によって手話が違う、限られた範囲しか通じない
- テレビの手話通訳を見ていてもわからないこともある
- 年代の差があると通じない
- ITの世界も専門用語がある 通じないこともある
どうすれば良いのか、どう考えるか
- 本人がしたいこと、目的に合わせて考えていく
- すでにある選択肢だけでなく、新たに選択肢を作ることも可能
- 何ができるかを把握した上で、何を望むかを考えて選択肢を用意する
- 目的→手段→選択 絞り込む
- 出来ること→選択 絞り込む
- アプリの背景を想像する
- 当事者に一番あったアプリを選ぶことが大事
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少し難しいテーマなので真剣ですね |
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ホワイトボードの記録 |
1月のサポーターサロン
1月11日(土)
13:30~15:00 出席:15名
次回は2月1日(土)
詳細はこのブログとFacebookでお知らせいたします。