サポートサロンの様子 |
今回のアプリ紹介は「Google翻訳」でした。
Google翻訳とは
Googleが提供している無料のアプリで、スマートフォンやタブレット端末にダウンロードして使用する。64カ国語に対応しており、音声認識は17カ国語、翻訳後にしゃべる機能(音声出力)は24カ国語に対応している。
Google翻訳をiPadで使ってみた
iPadを使用し、全員で実際に使ってみました。せっかくなので音声認識を利用して日本語を入力させ英語に翻訳を試みました。簡単な単語は認識してくれますが、文章の認識は十分ではないので間違っている部分は、キーボードで修正して翻訳を行いました。iPadのGoogle翻訳の画面 |
Google翻訳の便利な使い方
- よく使う言葉はスター(ブックマーク)をつけて残しておける
- スピーカーボタンを使って、翻訳の結果を相手に聞いてもらう
- 日本語を日本語に翻訳できるので、自分の言葉を相手に目で見せられる。
- 画面いっぱいに表示することで、遠くの人(複数の人)に伝えられる。
みんなで考えよう
聴覚障害者とのコミュニケーション
同じものを見ているけれど、はたして…
声を使わずに伝える難しさを体験
二人一組になって、ひとりは聴覚障害の役を演じ、もうひとりが伝える役です。伝える役の人には内緒のお題が与えられ、声を使わずにそれを伝えなくてはいけません。ここではiPadが身近にあるので、伝える役の人は筆談パットアプリを使用し文字で伝えました。
その後、伝わったかどうかの確認とそれぞれの感想を共有しました。
筆談パットのアプリを使って伝えているところ |
- 長文を全ていっぺんに書くのではなく、分節ごとに分けて伝える
- 全て伝えるのは難しいので、略すことも必要
- 画面を指してわかってもらうなど、見えることを最大限活用する
- 書き間違えた場合、それを消す前に間違えたことを伝える必要がある
- 理解しているかどうか、うなづきや表情などで確認する
- 先天的な障害の方は、手話を中心に生きてきているので、文章を見せても理解できないことがあるということをサポーターは認識する必要がある
- 日々進化するIT用語は尚更難しい…
- やさしい日本語に置き換えて伝える工夫が必要。例えば、英語を話すときに中学で習った単語だけを使っても会話は成り立つ
- 必要なことだけを伝えるだけでなく意思疎通を心がける、気持ちが伝わると伝えたいことが伝わりやすくなる
1月のサポーターサロン
1月12日(土)
14:00~15:45 出席:8名
来月のサロンは、2月2日(土曜日)の予定です
今度のテーマは何でしょう??
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