WiFi対応プリンタを接続しました。 |
プリンタ(スキャナー複合機)はE社製の比較的普及版。
利用者は全盲なので押しボタンが最近はやりの「タッチパネル」ではNG。
すべてのスイッチが指の感触でわかるようなものが訪れた電気店ではほとんど一つしかありませんでした。
それから前面の給紙トレー。
背の低い方がパソコンデスクの上段にプリンタを置くような時は前面の給紙が便利です。また、操作パネルが前面に集まっているのも好都合でした。
そうしたら、たまたまそのプリンタがWiFi対応でした。最近の無線LANルーターの設定もプログラムの指示通りにやればずいぶん楽にできるようになっているので、半分不安・半分期待してそれを購入することにしました。
- 最初はプリンタの梱包テープなどを外して電源を入れます。
- インクカートリッジが交換位置に移動してくるので、付属のインク一式を取りつけます。
- このとき、利用者さんでもなるべくできるように一緒に作業します。カラーインクの区別はつかないですが、このプリンタは黒のインクカートリッジが大きいので黒だけならご自分で交換できるわけです。
- インクの充填をしている間にパソコンにCDを入れて「簡単インストール」とかいう、とにかくおススメのインストールを実行しドライバやユーティリティを入れます。
- ただ、文字認識ソフト(OCRソフト)はインストールのチェックを外しました。というのはこの方は専用の読み上げソフト「マイリード」をお持ちだったので、不要と判断したためです。こういった細かいことも一つひとつご本人に説明しながら作業を進めます。
- CDのプログラムが進み、「付属のUSBケーブルでパソコンとプリンタをつないでください」というので、指示通り接続します。
- すると、お互いを認識してパソコンにドライバソフトが組み込まれます。
- 次に、通常の接続の形態を訪ねてくるので「WiFi接続」を選択して待っていると、お互いの無線情報を自動的に検知して(これにはルーターも一枚かんでいるはずですが)、データの受け渡しができるようになります。
- 最後に「できました!(握手)」といった画面が表示されて、一件落着。
驚くほどあっけなくできました。
もちろん、心配なのでUSBケーブルを外してから、ワープロソフトでの印刷、OCRソフトでの読み上げを確認しましたが、問題なし。
ありがたや、ありがたや。
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