いつものように、事例報告2件とそれに基づいて訪問時の配慮について自由に話し合いました。
事例報告
事例報告では、身体障害の方と、視覚障害の方の件を実際に訪問サポートした方々にレポートして頂きました。
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話し合いの様子 |
訪問時の配慮
その後、それらの例について訪問時の配慮について自由に発言をお願いしました。
健常者への訪問と比べて、同じ点、異なる点から考えてみると、
名乗る、丁寧な言葉遣い、やたらと物に触れない、といったところに始まり、
どうぞと言われるまで上がらない、靴を揃えて、相手の誘導に沿って目的の場所に行く、相手のペースで行動するといった常識的マナーを指摘する声もありました。
健常者の場合と異なる点として、変なほめ方をしない、というのがありました。ちょっとした事でやたらと褒められても、、、、という事です。ナルホド。
では、具体的にどんな配慮が考えられるか。
こちらには、教えられるか、解決できるかという不安があり、ついつい自分のペースで進めそうになりますが、
相手に声をかけてから自分が動く事を心がけているという意見がありました。大きな示唆があると思います。
どんな事を話しかけるか。
- パソコンの現状がどうなっているかの説明
- 解決するための道すじを説明
という意見がある一方、事前情報や、ネットでの検索がコミュニケーションをとる上で重要だという意見もありました。もっともな事です。
いずれにしても先方のペースを守りつつ納得しながら操作する事で達成感のようなものを感じていただけるし、満足なサポートにもつながるという考え方は共通しているようでした。
利用者の目的がネットラジオの視聴などすぐ楽しみたいものなのにサポーターの思いが文字入力やメール操作であるなど、微妙にずれているかも知れない、今後の課題かも。という話もありました。
パソボラとして、どこまでの事をするのかという話題も出ました。基本的には利用者が選択、決定し、サポーターはそれを実行(手伝う)するだけですが、選択や決定の情報を持たない利用者に情報を提供するのもサポーターの役割の一つかなと感じました。
5 件のコメント:
配慮ではありませんが、
電話サポートを受ける場合、聞かれていることや、答える内容がわからないため、本人に代わって電話対応をすることもボランティアの活動としてあるという意見もありましたね。
ありましたね。サポセンとの応対をパソボラが、というケースですね。
そういえば、パソコンの購入に際して、という話の中で、視覚障害者の場合は点字入力「6点入力」ができるかどうかをチェックするなんていうのも出てました。遅ればせながら思い出しました。
※方法は、メモ帳などを開いてSDFJKLを同時に押さえ、同時に離した時に6文字全部表示されるかどうかで判断できます。
何度か実施してみて1回でもできればOKです。
参加人数がだんだん減ってきています。何か工夫を。
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